紀伊路から始めます。
熊野古道・中辺路は行ったことがあって,まことに気分の良い古道歩きだったので,これに連なる海岸沿いの熊野古道を歩いてみたいとは思っていました。
【熊野詣】
京都から三十石船で淀川を下ってきて,大阪は天満橋から,延々と海岸の道を九十九王子巡りをしながら,さらに,田辺から山に入って中辺路を通り,熊野本宮 へ,というのが,都からの最も来やすい巡礼の道(熊野街道紀伊路)だと思うのですが,あまりに遠すぎます。天皇や高貴な御方の巡行は,車とか馬とか使え
るのでよいとして,本当に庶民が蟻の行列の様にして巡礼したのか?信仰とはいえ,すごいエネルギーだと思います。果たして熊野詣とはなんだったのか?まずは,どんな道か気になります。これは確かめてみなくてはいけません。
今は亡き,(先代・5代目)桂文枝師匠の「熊野詣」では,
昔から、伊勢へ七度、熊野へ三度てなこと申しまして、お伊勢参り同様、熊野詣でも大変盛んやったそうです。
ということなので,お伊勢参りにも迫るようなにぎわいだったようです。
それでは、大坂から始めましょう(総集編)。(⬅クリックまたは下の一覧表からブログリンクをクリック)
参拝リスト
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